# 株価が騰がるのか下がるのかわかりますか?(その2)

これは
材料(ファンダメンタル)+需給(テクニカル)
により決まるということを
前回お伝えしました
【材料(ファンダメンタル)】
<内部要因>
・企業の価値:業績・財務状況、経営戦略等
<外部要因>
・経済指標:景気動向指数、ダウ平均、為替レート(ドル円)等
・ニュース:災害、テロ、戦争等
【需給(テクニカル)】
・機関投資家(ヘッジファンド)の動向
・政府の介入(日銀、GPIF)
そして、株価は
材料(ファンダメンタル)の変化により
大きな波の方向(トレンド)が決まり
需給(テクニカル)により
一定の値幅の間を上下します
好材料のある企業の銘柄は
株価が右肩あがりとなっており

上下運動を繰り返しながら
上昇しているチャートを描き
悪材料のある企業の銘柄は
株価が右肩下がりとなっており

上下運動を繰り返しながら
下降しているチャートを描きます
つまり、チャートには
株価を変動させる
全ての要素を織り込まれるという考え方があり
このチャートから
今後の株価を予測する方法が
テクニカル分析と呼ばれる手法です
そしてトレーダーは
このテクニカル分析を用いて
今後の株価を予測します
例えば
9792:ニチイ学館

株価が右肩上がりとなっていますので
上昇トレンド中の銘柄と言えます
そして株価の高値、安値を
結ぶことでトレンドライン
というものが引けて
株価の上昇の角度を知ることができます
もし、この銘柄を
トレードするのであれば
このトレンドラインの
下限で買えば
高い確率で上昇する値幅を
取ることができると言えます
逆に、7211:三菱自動車

株価が右肩下がりとなっていますので
下降トレンド中の銘柄と言えます
下降トレンドの場合は
トレンドラインの上限で
売れば、値幅を取ることができますよね
このトレンドラインは
テクニカル手法の1つでは
ありますが
他にも
レジスタンスライン・サポートラインと
いった抵抗線を見つける方法であったり
インジケータを用いて
トレンドの勢いであったり、
買われ過ぎ、売られ過ぎ、
上下運動を繰り返す周期を見たり
さまざまなテクニカルを
組み合わせることで
値動きの予測の精度をあげていくことができます
これらのテクニカルを全て
この記事でお伝えすることは
できないですが
今後の記事でアップしていきますので
よかったら見てください
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