# 2020/10/10 日経平均は先週、なぜ600円も上昇したのか?

日経平均は
先々週の終値23029円から
先週の終値23619円まで
約600円上昇した
日経平均は先週、なぜ600円も上昇したのか?
その要因を考察したいと思う
先週、大量の売りポジションの返済
つまり買い勢力が発生したと見ている
信用取引の返済期日が訪れたことで
強制的に買戻しが行われた
信用取引をしている方はご存じだと思うが
建日から6か月以内に返済しないといけないルールがあり
今から6か月前
信用売りをした人たちの決済期日が
先週訪れたということになる
先週の6か月前の日経平均は
どの位置にあったのかと言うと
18000円から19000円までの踏み上げのあった時期になる
この時期はコロナにより
各国がロックダウンで封鎖され
日本も緊急事態宣言が発足した時期になる
町は静まりかえり
企業倒産が相次ぐと思われていた
そして日経は1000円幅を上下し
いつ暴落してもおかしくない状況。
ここで信用売りした人達は
2番底がくるのをひたすら待ち続けたが
一向に株価は建値に戻ってくることなく
上昇し続けた結果
先週、強制的に損失を決済するはめになった
これが先週
日経を押し上げた1つの要因と言える
もちろん株価は
信用取引の状況だけではなく
海外勢のポジション状況や
政府の政策によっても影響してくるが
値動きを予測する上での
1つの材料でもあるので
参考にしたい方は以下のサイトで
確認することをお勧めする
TradersWeb(信用残の推移)
この信用取引の残高を見ていて
個人的に気になる点は

今年の8月下旬以降
信用買い残がずっと増加傾向にある
8月の6か月後は来年の2月。
来年2月に
日経が高値圏を推移しているようであれば
ポジションに気を付けるべきだと思う
<先週の確定損益>
+17,449円
<現状の含み損益>
-2,000円
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